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2026.09.14 コラム

グランドカバーで雑草対策|外構・花壇に合う植物選び

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「草を抜いたばかりなのに、もう伸びている」。庭や施設の植栽を管理していると、そんな場面もあるのではないでしょうか。

雑草対策は必要だけれど、敷地をすべてコンクリートで覆うのは少し寂しい。そこで考えたいのが、植物で地面を覆うグランドカバーです。緑を楽しみながら手入れの負担を抑えるために、その仕組みと限界、外構への取り入れ方を見ていきましょう。

グランドカバーとは?雑草対策に役立つ理由

グランドカバーは、地面を覆うように植える草花や低木などの総称です。特定の植物名ではなく、地表を覆う役割を指します。

葉や枝が茂ると地面に光が届きにくくなり、雑草の種の発芽や生育を抑える助けになります。ただし、株の間隔が広く地面が露出していれば、期待した働きは得にくくなります。雑草対策では、植物の種類だけでなく、どれだけ地表を覆えるかが大切です。

花壇の手前や樹木の足元を緑でつなぐ方法としても取り入れられます。雑草を減らすだけでなく、庭をどう見せたいかまで考えて選びましょう。

植えれば雑草がなくなるわけではない

グランドカバーは、植えた直後から完成するものではありません。苗が根付き、枝葉が広がるまでは除草と水やりが必要です。特に樹木の下では乾燥にも注意します。

また、地下に根や地下茎を残す多年生の雑草は、地上部を刈っただけでは再び伸びることがあります。すでに雑草が繁茂している場所へ苗を植えるだけでは、十分な対策になりません。

「何も手をかけなくてよい庭」ではなく、「必要な手入れを続けやすい庭」を目指す。その方が、植えた後の姿も想像しやすくなります。

日当たりと広がり方から植物を選ぶ

同じ敷地でも、建物の南側と北側、軒下と雨の当たる場所では条件が違います。日向向きか、半日陰に対応できるか、水はけや土の乾燥はどうか。まずは植える場所を確認します。

さらに、早く広がる植物と、ゆっくり株を増やす植物では管理方法も変わります。早く覆えることは魅力ですが、隣の花壇や通路へ伸びすぎれば、整理する作業が増えます。

一年を通した葉の残り方や地域の寒さも確認したいところです。冬の姿まで含めて計画すれば、季節によって印象が変わることも前提にできます。

外構や花壇で検討したいグランドカバー

タマリュウは、細い濃緑の葉が低くまとまり、半日陰の足元にも使いやすい植物です。生長は比較的ゆっくりなので、広い面積を短期間で覆う目的では苗数や完成までの期間を検討します。頻繁に踏まれる場所は避けましょう。

アジュガは、葉色の異なる品種や春の花を楽しめる植物です。適度な湿り気のある半日陰などが候補になりますが、水が停滞する土は避けます。横へよく広がるため、他の草花を圧迫しない範囲を決めて使います。

ツルマサキ エメラルドゴールドは、黄色い斑の入る葉が特徴の常緑低木です。花壇を明るく見せたいときの候補ですが、草のように薄く覆うだけでなく、高さが出たり、支えがあると登ったりします。壁や樹木との距離も考えて配置します。

どれも「雑草対策に最強」と一括りにはできません。育つ場所と、維持したい景観に合うことを優先したいところです。

雑草対策は植える前の下準備から

施工前には、今ある雑草の種類や広がりを確認し、残せないものを取り除きます。多年生の雑草は可能な範囲で根も除去し、再生が多い場合は植栽を急がず、継続して対処する計画を立てます。

苗を選んだら、生長後の幅に合わせて間隔を決めます。最初から見栄えを整えるために詰め込むのではなく、覆うまでの期間と、その間の除草を一緒に考えましょう。

株の間には、樹皮を砕いたバークチップなどで土を覆うマルチングを併用する方法もあります。雑草の発生や土の乾燥を抑える補助になりますが、低い葉や株元を埋めないよう、植物に合う材料と敷き方を選びます。

防草シートや砂利と使い分ける

外構全体を、同じ方法で雑草対策する必要はありません。入口の見せたい場所は植栽、設備周辺は点検のしやすさを優先するなど、場所の役割から整理します。

クラフトには、フェンス沿いで雑草の繁茂が課題となっていた場所へ防草シートを施工した実績があります。植物を増やすことだけが解決策ではなく、管理条件に合う方法を選ぶことが大切です。

砂利も選択肢になりますが、表面に土が混じるなどして雑草が生える場合があります。グランドカバーも砂利も、施工後の確認まで含めて考えましょう。

花壇の彩りと施設の使いやすさを両立

ホテルのアプローチなら、低い緑を続けて玄関へ視線を導く。カフェのテラスなら、舗装の際に葉色のアクセントを添える。商業施設なら、エントランスの花壇と樹木の足元をつなぐ。グランドカバーは、外構を一つの景観としてまとめる材料にもなります。

ただ、緑を増やすために通路を狭くしては本末転倒です。歩く場所と植える場所を分け、手入れの際に作業者が入れる余地も残しておきましょう。

クラフトの専門学校の中庭リニューアルでは、既存樹木を活かし、宿根草や低木と季節の一年草を組み合わせました。花の彩りに加え、植え替えや維持管理の負担にも配慮した施工です。

こうした考え方を、足元の植栽にも応用できます。残す植物と季節ごとに入れ替える部分を分け、無理なく続けられる花壇を計画します。

グランドカバーと雑草対策の相談はクラフトへ

グランドカバーによる雑草対策は、植物選び、植え付け前の除草、広がった後の手入れまでが一続きです。苗を並べるだけで終わらせず、数年後も管理できるかを考えます。

定着後も、通路へ伸びた枝や枯れた株を点検し、適宜切り戻しや補植を行います。水やりを誰が担当するか、除草に入れる日程はいつか。施設では、作業を続けられる体制まで決めておくと安心です。

クラフトでは、現地の環境やご希望に合わせたガーデンデザインから施工、剪定・除草・草花の管理まで対応しています。

「雑草を減らしたいけれど、緑は残したい」。そんなご相談から、今ある外構を活かす方法を考えます。グランドカバーの植栽や施設の緑地管理をご検討の際は、クラフトへご相談ください。

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