ホテルや商業施設、オフィス、学校などでは、来訪者が最初に目にするエントランスの印象が施設全体のイメージにも影響します。
受付周辺やロビーに植物があると空間に彩りが生まれますが、館内では日照や空調、管理方法などの問題から、生きた植物を置くことが難しい場所もあります。
そこで活用できるのが、フェイクグリーンや造花を使った館内装飾です。
植物らしい柔らかな雰囲気を演出しながら、設置環境に左右されにくいため、エントランスをはじめとしたさまざまな場所に取り入れられます。
今回は、施設のエントランスやロビーなどを彩るフェイクグリーン・造花による館内装飾についてご紹介します。
エントランスは施設の第一印象をつくる場所
エントランスは、利用者や取引先などを迎える施設の「顔」ともいえる場所です。
建物へ入った瞬間に目にする受付やエントランスホールが無機質だと、施設全体が少し寂しい印象になることがあります。
こうした空間にフェイクグリーンや造花を取り入れることで、緑や花の色彩が加わり、来訪者を迎える明るい雰囲気を演出できます。
大型のプランターを使ったフェイクグリーン、受付カウンターに置く造花のアレンジメント、壁面を利用したグリーンディスプレイなど、館内装飾の方法もさまざまです。
施設の広さや内装、利用者層まで考えながらデザインすることで、建築と調和したエントランスをつくることができます。
フェイクグリーンだから設置できる場所もある
フェイクグリーンの大きな特徴は、日照条件に左右されにくいことです。
生きた観葉植物の場合、植物の種類によって必要な光量や温度、水分などが異なります。窓が少ない館内や日光の届かないエントランスでは、植物を健康な状態で維持することが難しいケースもあります。
フェイクグリーンなら、こうした環境にも緑を取り入れやすくなります。
吹き抜けの壁面や階段周辺、地下フロア、受付の背面など、生きた植物では管理しにくい場所にも館内装飾を展開できます。
水やりが必要ないため、床への水漏れを避けたい場所や日常的な管理負担を抑えたい施設にも向いています。
造花を使って華やかな館内装飾に
緑を中心としたフェイクグリーンに対して、華やかさを加えたい場合には造花を組み合わせる方法があります。
エントランスの中央に大型の造花アレンジを配置したり、受付カウンターを季節の花で彩ったりすれば、施設へ入った瞬間に目を引くディスプレイになります。
ホテルなら落ち着いた色彩の造花で高級感を演出し、商業施設では明るい色を使って華やかにするなど、施設ごとに表現を変えることも可能です。
オフィスではコーポレートカラーを意識した館内装飾、学校では入学式や卒業式に合わせた装飾など、用途に応じたデザインも考えられます。
CRAFTでは、アーティフィシャルフラワーを使った季節のアレンジやイベント企画など、場所や目的に合わせた植物による演出も手掛けています。
ロビーや受付、吹き抜けにもフェイクグリーンを
館内装飾を取り入れられる場所はエントランスだけではありません。
ホテルのロビー、オフィスの受付、商業施設の共用スペース、病院の待合スペース、学校のホールなど、さまざまな場所でフェイクグリーンを活用できます。
広いロビーなら大型の樹木を模した装飾を配置したり、吹き抜けなら高さを活かしたディスプレイを設置したりする方法があります。
反対に、スペースが限られている場合には壁面へフェイクグリーンを取り入れることで、通行スペースを大きく使わずに緑を演出できます。
大切なのは、造花やグリーンを単体で考えるのではなく、館内全体を一つの空間として見ることです。
壁や床、照明、家具など周囲のデザインと植物の色彩を合わせることで、エントランスからロビーまで一体感のある館内装飾に仕上げられます。
季節ごとに館内装飾を変更する楽しみ

造花は、季節に合わせて館内の雰囲気を変えやすいのも魅力です。
春は桜や淡い色彩の花、夏は爽やかなフェイクグリーン、秋には紅葉をイメージした造花、冬にはクリスマスを意識したディスプレイなど、一年を通して異なる演出ができます。
ハロウィンやクリスマス、お正月といった催事に合わせて、エントランスの館内装飾を期間限定で変更するのも一つの方法です。
普段設置しているフェイクグリーンをベースとして、季節の造花やオーナメントを追加すれば、大掛かりにレイアウトを変更せずに季節感を表現できます。
エントランスを訪れるたびに装飾が変わることで、日常的に施設を利用する人にも四季やイベントの雰囲気を楽しんでもらえます。
フォトスポットや大型ディスプレイにも活用
商業施設やホテルなどでは、フェイクグリーンや造花を使ってフォトスポットをつくる方法もあります。
花で囲んだアーチや壁面いっぱいに広がるフラワーウォール、季節をテーマにした大型ディスプレイなどは、エントランスやイベントスペースのアクセントになります。
館内装飾でも「どこから見えるか」「どこで写真を撮ってほしいか」まで考えて配置すると、単なる飾りではなく施設を印象づける空間として活用できます。
特に吹き抜けや広いエントランスホールでは、空間の高さや奥行きを利用した大型の造花装飾も映えます。
フェイクグリーンと組み合わせることで植物のボリュームを出しながら、季節の花やオーナメントをアクセントとして加えることもできます。
造花だからこそ定期的な見直しも
造花やフェイクグリーンは水やりや剪定を必要としませんが、設置して終わりではありません。
長期間同じ場所に置けば、ホコリや汚れが付着したり、館内のリニューアルによって周囲のデザインと合わなくなったりする場合があります。
エントランスは特に人の目に触れやすいため、定期的に状態を確認し、必要に応じて清掃や交換、レイアウト変更を行うことがポイントです。
季節ごとに造花の種類を入れ替えれば、同じフェイクグリーンを活かしながら館内装飾に変化を持たせることもできます。
すべてを交換するのではなく、ベースとなるグリーンを残しながら一部を変更する方法なら、施設のイメージを保ちながら季節感を演出できます。
施設に合わせたフェイクグリーン・造花を
フェイクグリーンや造花を使った館内装飾は、植物を育てることが難しい場所にも緑や花を取り入れられる方法です。
エントランス、ロビー、受付、吹き抜け、壁面など、それぞれの空間に合わせてデザインすることで、施設の第一印象を大きく変えられます。
また、春夏秋冬の演出からハロウィン、クリスマス、お正月などの催事まで、季節に合わせて造花を変更できる点も魅力です。
CRAFTでは、屋外の植栽や緑地管理だけでなく、室内の空間植栽やイベント企画にも対応しています。施設の内装や用途、季節に合わせながら、植物を取り入れた空間づくりを提案しています。
施設のエントランスを華やかにしたい、管理負担を抑えながら緑を取り入れたい、季節ごとに館内装飾を変更したいといった場合には、フェイクグリーンや造花を活用した空間づくりを検討してみてはいかがでしょうか。
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