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2026.09.02 コラム

壁面緑化のフェイクグリーン・人工植栽の活用

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オフィスやホテル、商業施設などで、壁一面を植物で彩った空間を見かけることがあります。

こうした壁面緑化には生きた植物を利用する方法だけでなく、フェイクグリーンや人工植栽を使って緑を演出する方法もあります。

特に建物の内部では、日照や水やり、排水などの問題から植物を育てることが難しい壁面も少なくありません。

人工植栽なら設置場所の自由度が高く、植物の管理が難しい環境でも緑化を取り入れやすくなります。

今回は、フェイクグリーンを利用した壁面緑化について、人工植栽ならではの特徴やデザイン、施設での活用方法をご紹介します。

フェイクグリーンによる壁面緑化とは?

壁面緑化というと、建物の壁に植物を育てる姿を思い浮かべる方も多いでしょう。

一方、フェイクグリーンを使った壁面緑化では、植物を模した人工植栽を壁へ配置してグリーンウォールをつくります。

土や給水設備を必要としないため、館内のさまざまな壁面に緑化を取り入れられることが特徴です。

例えばエントランスホールや受付の背面、廊下、吹き抜け、店舗内など、生きた植物では維持が難しい場所にも設置できます。

植物を育てるための場所ではなく、建築やインテリアを構成するデザインの一つとして緑を取り入れられるのが、フェイクグリーンによる壁面緑化の魅力です。

人工植栽なら日照が少ない壁面にも対応しやすい

室内で植物を育てる場合、問題になりやすいのが日照です。

窓から離れた壁面や地下フロアでは十分な自然光を確保できず、使用できる植物が限られる場合があります。

人工植栽であれば、こうした場所でも光量を気にせず緑化を計画できます。

また、生きた植物による壁面緑化では、水やりや排水、施肥、枯れた植物の交換なども考えなければなりません。

フェイクグリーンなら日常的な水やりが不要なため、水を扱いにくい受付周辺や店舗の壁面などでも採用しやすくなります。

「ここには植物を置けない」と考えていた場所でも、人工植栽なら空間づくりの選択肢を広げることができます。

エントランスの壁面を施設の顔に

フェイクグリーンによる緑化と特に相性が良いのが、施設のエントランスです。

来訪者が最初に目にする壁面へ大きなグリーンウォールを設ければ、無機質になりやすい空間に植物の柔らかさを加えられます。

企業のロゴや施設名と人工植栽を組み合わせる方法もあり、受付の背景そのものを印象的なディスプレイとして活用できます。

ホテルなら落ち着いた葉色を中心に構成した壁面、商業施設なら複数の植物を組み合わせた華やかな緑化など、施設によって適したデザインも変わります。

フェイクグリーンだからこそ、樹種の生育条件に縛られず、内装やブランドイメージを優先した構成を考えやすいのもメリットです。

人工植栽は「均一に並べる」だけではない

人工植栽の壁面というと、同じ葉を一面に敷き詰めたデザインを想像するかもしれません。

しかし、植物の種類や葉の大きさ、色、立体感を組み合わせることで、自然な植栽に近い表情をつくることもできます。

壁面の一部から植物が流れるようなデザインにしたり、濃淡の異なるフェイクグリーンを組み合わせたり、造花をアクセントとして加えたりする方法もあります。

重要なのは、壁だけを見てデザインしないことです。

床材や照明、家具、天井高、周囲の植栽などと壁面緑化を一体として考えることで、空間全体にまとまりが生まれます。

人工植栽を「壁に貼る装飾」で終わらせず、施設全体を構成する一つの景観として考えることがポイントです。

オフィスや商業施設など幅広い場所で活用

フェイクグリーンによる壁面緑化は、さまざまな施設で活用できます。

オフィスなら受付やミーティングスペース、休憩スペースなどの壁面へ取り入れることで、硬くなりがちな空間に緑を加えられます。

商業施設ではエントランスや共用通路、店舗周辺などの緑化に利用できます。大きな壁面を利用すれば、来館者の目を引くディスプレイにもなります。

ホテルではロビーやレストラン、ラウンジなどに人工植栽を配置することで、館内のコンセプトに合わせた景観づくりが可能です。

病院や学校などでも、日照条件などから生きた植物の管理が難しい場所へフェイクグリーンを取り入れる方法があります。

壁面緑化をフォトスポットとして活用する

大型の壁面緑化は、施設内のフォトスポットとして活用することもできます。

人工植栽の中へ施設名やロゴ、サインなどを配置すれば、その場所を象徴する背景になります。

商業施設やホテルでは、フェイクグリーンに季節の造花や装飾を加えて、イベントごとに壁面の表情を変える方法もあります。

春は花を増やし、秋は暖色系の植物、クリスマスにはオーナメントを加えるなど、人工植栽を基本として部分的に装飾を変更すれば、年間を通して同じ壁面を活用できます。

壁面という大きな面積を利用するからこそ、床置きのプランターとは異なるインパクトのある緑化が可能になります。

フェイクグリーンにもメンテナンスは必要

人工植栽は生きた植物のような水やりや剪定は必要ありません。

ただし、メンテナンスがまったく必要ないわけではありません。

館内に長期間設置したフェイクグリーンには、少しずつホコリや汚れが付着します。特にエントランスや人通りの多い場所では、壁面の状態を定期的に確認することが大切です。

また、年月が経過すれば内装や施設のコンセプトが変わることもあります。

その場合は人工植栽の一部を交換したり、造花や装飾を追加したりすることで、壁面緑化を現在の空間に合わせてリニューアルできます。

設置後まで考えた計画にすることで、美しい緑化空間を長く活用できます。

CRAFTだからできる人工植栽と壁面のデザイン

フェイクグリーンによる壁面緑化では、人工植栽そのものを選ぶだけでなく、「どの植物を、どのように見せるか」が重要です。

CRAFTでは、屋外のガーデンデザインや植栽、緑地管理だけでなく、建物内部の空間植栽や造花を利用した装飾なども手掛けています。

実際の植物を扱ってきた経験があるからこそ、葉の付き方や植物同士の組み合わせ、自然に見えるボリュームなどを意識しながら人工植栽を構成できます。

また、エントランスやロビーなどの壁面だけを見るのではなく、既存の観葉植物や外構の緑、施設全体のコンセプトまで含めて緑化を考えられるのも特徴です。

生きた植物が適している場所には本物の植栽を、管理が難しい壁面にはフェイクグリーンを取り入れるなど、それぞれの環境に合わせた使い分けもできます。

壁面から施設全体に緑を広げる

フェイクグリーンや人工植栽を使った壁面緑化は、日照や給排水などの制約がある館内でも緑を取り入れやすい方法です。

エントランス、受付、ロビー、店舗、オフィスなど、それぞれの壁面に合わせて植物の種類やボリュームをデザインすることで、空間の印象を大きく変えられます。

さらに造花や照明、施設ロゴなどを組み合わせれば、緑化された壁面そのものをディスプレイやフォトスポットとして活用することもできます。

CRAFTでは、本物の植物を使った植栽からフェイクグリーン・人工植栽を活用した館内装飾まで、施設の環境や用途に合わせた空間づくりに対応しています。

「壁面に緑を取り入れたいけれど植物を育てるのが難しい」「既存の壁を活かして施設の印象を変えたい」といった場合には、人工植栽による壁面緑化を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

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